広報講演録
第66回適塾路地奥サロン
デジタル技術を活用して「都市の理解」を広げる -まちづくり支援を目的として-
講師:田中 貴宏 氏(広島大学大学院先進理工系科学研究科 教授)
日時:2024年12月6日(金)18:30~
場所:アルパック大阪事務所 大会議室+オンライン開催

第66回適塾路地奥サロンでは、広島大学大学院教授の田中貴宏氏をお招きし、「デジタル技術を活用して『都市の理解』を広げる―まちづくり支援を目的として―」というテーマでご講演いただきました。
講演では、まちづくりにおける複雑な課題に対し、デジタル技術がどのように活用できるかについて防災や環境、賑わい創出など様々な事例を通じてお話いただきました。特に印象的だったのは、食べログの評価データを使った都市特性の分析です。「札仙広福」の都心部において飲食店評価データをプロットし、人気の飲食店が集まるエリアの特徴を明らかにするという試みでした。質疑応答では、「食べログの評価データの妥当性」について議論がありました。SNS分析は有効なインサイトを得られる一方で、バイアスやサンプルの偏りが存在するため、多角的なアプローチが必要だと感じました。
今回の講演を通じて、デジタル技術は都市の特性をより深く理解し、効果的なまちづくりを支援できる可能性があると実感しました。講演で得た知見を活かし、今後のまちづくりにデジタル技術を効果的に取り入れ、持続可能で魅力的な都市づくりを目指していきたいと思います。
(城本大輝)