広報講演録
第55回適塾路地奥サロン
公共空間のデザイン
講師:忽那 裕樹 氏(株式会社E-DESIGN 代表取締役)
日時:2023年6月16日(金)18:30~
場所:アルパック大阪事務所 大会議室+オンライン開催

第55回の適塾路地奥サロンでは、株式会社E-DESIGNの忽那裕樹氏をお招きし、「水と大阪フェス」や「草津川跡地公園」「大阪・関西万博」等を事例に、社会課題の解決に導くデザインの視点についてお話いただきました。
講演では、「つかいこなし」が可能になるデザインを実現するために、大きなビジョンと活動のきっかけづくりを共有し、それらを支える中間支援機能をデザインすることができるかが鍵になることを数々の事例をもとに教えていただきました。中間支援機能をデザインする中で、「この人いけそうだな!」という中間支援機能を引っ張っていけるような人を見つけ、そのような人には、「情報のお得感」を醸し出し、活動の担い手として育ってもらうというお話や、空間をデザインする際には、おせっかいなデザインをせず、「みんながしたいこと」を盛り込んだ環境の器をつくるというお話が印象的であり、誰がつかい、誰のための空間になるのかという地に足のついたことを一つ一つ行っていくことが大切であることを考えることができました。
また講演中、忽那さんの「周りを引き込む力」に圧倒され、この人になら安心して任せられると思わせるプランナーの在り方を模索できる機会にもなりました。
(内野絢香)