広報講演録
第53回適塾路地奥サロン
官民連携でまちを創造していく -そのために私たちは何を変えていかなければならないのか-
講師:入江 智子 氏(株式会社コーミン 代表取締役)
日時:2023年4月14日(金)18:30~
場所:アルパック大阪事務所 大会議室+オンライン開催

第53回を迎えた適塾路地奥サロンでは、株式会社コーミンの入江智子氏をお招きし、大東市の公民連携事業、「morineki」についてお話しいただきました。
講演では、morineki住宅は、建築条件が厳しい市営住宅でありながら、住戸、店舗、芝生広場の各機能を連続的に設計することより、地域、住民、出店者間で自然にコミュニケーションが生まれるコモンズ空間を実現することができたと教えていただきました。
また、「エージェント方式」を実現する上で、事業を主体的に先導する、「ネオ3セク」の役割は大きく、官の力と民の力を理解し、引き出し、繋げる役割があります。そして、自らも当事者として地域に向き合い続けていく責任が伴います。社会ストックが抱える課題感と公営住宅が持つ社会的意義を認識した上で、まちの大家となる覚悟が「morineki」の実現を可能にしたと言えます。ステークホルダーを巻き込む強い思いとそこに住む人々の暮らしに対するコーミンの思いは、入江さんの強い覚悟と優しい人柄にあると感じました。
(辻寛太)