広報講演録

第42回適塾路地奥サロン

場所の記憶 大阪東部・今里界隈 地域基盤をつくった戦前期まちづくりに学ぶ

講師:竹内 陸男 氏(都市プランナー)

日時:日時:2022年1月25日(火)18:30~

場所:場所:アルパック大阪事務所 大会議室+オンライン開催

 第42回適塾路地奥サロンは、都市プランナーの竹内陸男氏をお招きし、氏が生まれ育った大阪東部・今里界隈(旧神路村界隈とその周辺)における戦前期を中心としたまちづくりについてお話いただきました。
 講演では、時代背景や大阪市全体のまちづくりにも触れながら、今里界隈のまちづくり史や面的市街地整備の取組についてご紹介いただきましたが、その内容は多種多様で、とてもユニークなものでした。大規模な河川改修に貢献した耕地整理や花街地形成を目的とした区画整理など現在では考えられないような事業もあれば、受益者負担の考え方により換地評価を行った区画整理などこれからのまちづくりにも生かせそうなエッセンスのある事業もあり、まちづくりの豊かさ、柔軟であることの重要性を感じました。
 今回のサロンは、新型コロナウィルス感染症拡大の影響により、残念ながら完全オンラインの開催となりましたが、竹内さんの講演を聴きつつ、Googlemap上で今里界隈を歩き、束の間の時間旅行にでかけた気分になりました。コロナ禍で旅行がしづらい今、どこか遠くの地域ではなく、身近な地域の歴史を知り、過去に出かけてみるのもおもしろいのではないでしょうか。(山本貴子)