アルパックニュースレター178号
芝田2丁目のまちづくりが動き出します
~未来都市芝田2丁目協議会の設立&記念イベント「マルシェ」の開催
4月26日(金)、大阪最後の一等地と言われる「うめきた」のまちびらきが行われます。それに先だって、隣接する芝田2丁目も動き出そうとしています。
「芝田2丁目ってどこ?」
多くの方がそう思われたのではないでしょうか。
うめきたに隣接する芝田2丁目は、ヨドバシカメラと国道176号に囲まれた約5ha程のエリアです。地区内にはオフィス、ホテル、病院、専門学校等が集積しています。
これまでも自治会を中心とした活動は行われていましたが、都心部という事もあり住民がほとんどおらず自治会員のほとんどが法人です。そのような中、うめきたや茶屋町などの賑わい・活気を尻目にやや取り残され感が漂い、危機感を抱いた町会メンバーが立ち上がったというわけです。
24年度は協議会設立準備会という位置づけで、1回/月のペースでまちの課題や将来像のあり方等について意見交換をしてきました。そして、来る4月25日(木)に『未来都市芝田2丁目協議会』設立総会を開催する運びとなりました。
今後、協議会では、(1)まちの活性化、(2)まちの魅力向上、(3)まちの安全・安心、
(4)地域の価値向上、の4つをまちづくりテーマとして掲げて活動を行っていく予定です。
また、協議会設立とうめきたのまちびらきのタイミングにあわせ、協議会活動第1弾の記念イベントとして、『(仮称)芝2マルシェ』を4月25日(木)12時に開催する予定です。
「マルシェ」とはフランス語で市場のことです。大阪でも淀屋橋odonaで、毎週水曜日に大阪マルシェ「ほんまもん」が開催されています。
その大阪マルシェ「ほんまもん」をプロデュースされている(財)泉佐野市公園緑化協会にご協力いただき「(仮称)芝2マルシェ」を開催することとなりました。
国道176号に面したWINS梅田のピロティ部分を利用させていただき、新鮮な泉州野菜の販売の他、地区内の看護専門学校の学生の協力による栄養指導などを行う予定です。
正直なところ、芝田2丁目でどのようなまちづくりが始まるのかはまだ明確ではありませんし、どれくらいの方が賛同してくれるかも分からない状況です。
しかし、地域の方々とお話ししていて共通して感じるのは、うめきたのまちびらきに伴う「危機感」と「期待感」が共存している点です。
この「危機感」と「期待感」を良い方向に働かせて、地域の活性化や価値向上に資する活動に取り組んでいって貰いたいですし、私たちもその動きを後押ししていければと思っています。
とにもかくにも、4月25日(木)は、芝田2丁目のマルシェを覗いて下さい。
皆さんのご来場をお待ちしています。
マルシェの開催案内
◆日時
平成25年4月25日(木)
12時~19時
◆場所
WINS梅田のピロティ部分
アルパックニュースレター178号・目次
ひと・まち・地域
きんきょう
- 芝田2丁目のまちづくりが動き出します~未来都市芝田2丁目協議会の設立&記念イベント「マルシェ」の開催/都市・地域プランニンググループ 清水紀行
- アイ・スポットのイベント報告/都市・地域プランニンググループ 絹原一寛
- 大阪市港区ワークス探検団の取り組み~小学生による中小企業訪問活動/代表取締役会長 杉原五郎
- 第6回CITEまちづくりシンポジウム「大阪をブランディングする~新たな都市魅力を創造し、世界・アジアに発信する~」に参加して/地域再生デザイングループ 中塚一・羽田拓也







