アルパックニュースレター196号
「小阪ママっコラボ事業」
~子育てママと大学や地域がコラボして、キッズファースト商店街実現をめざします!~
地域産業イノベーショングループ/片野直子
ニュースレター179号で取り上げた東大阪市の小阪商店街(小阪商店連合会)では、有志の若手商店主や大学等からなる「わいわい協議会」により、「こどもや親子がワイワイ集う キッズファースト商店街」という将来像を掲げ、活性化プランの策定(平成26年度)等の取組が進められています。アルパックはこの間、実地調査や事業計画の策定支援等を行ってきました。
平成27年度は、この商店街の取組を支援するために、商店街に隣接する大阪樟蔭女子大学、NPO法人週刊ひがしおおさか、アルパックの3者が「小阪キッズファースト商店街サポーターズ」としてタッグを組み、親子が商店街に継続して関わるきっかけを作るために、さまざまな事業を行っています。(この事業は大阪府「商店街サポーター創出・活動支援事業」採択事業です)
ここでは、7月からの取組の一部を紹介したいと思います。
キッズ&ママ・ラボ設置
10月に活動拠点となる空き店舗を利用した『キッズ&ママ・ラボ』を開設。レンタルスペースとしての運用も開始し、誕生日会やクリスマス会に利用いただいて好評を得ています。さらに、1月から「Labo Cafe」をオープンし、親子連れがワンコインで気軽に立ち寄ってくつろげる場所として開放しています。

会議風景
大学による公開講座
ラボにて大学の先生方により、子育て世代を対象とした各種の講座や体験教室を実施しています。また、学生団体主催のイベントも開催し、学生と地域の交流の場となっています。

大阪樟蔭女子大学教員による講座
イベントの実施
ハロウィンなどの季節のイベントやリトミック教室など、商店街のメンバーが中心となって、子どもや親子連れが楽しめるイベントを開催しています。
現在、来年度以降のラボの継続にむけて、事業計画の練り直しや、運営体制の検討を進めています。課題はたくさんありますが、「子ども達が誇りに思うようなまちをつくりたい」という商店主の熱い思いを、これからもサポートしていきたいと思います。

リトミックイベント
![]() クリスマスイベント(音とお菓子のクリスマス) |
![]() オリジナルトートづくり |
アルパックニュースレター196号・目次
ひと・まち・地域
- 御堂筋の道路空間再編、始まる。~世界の観光客が闊歩するメインストリートに向けて~/絹原一寛・中井翔太・中塚一・羽田拓也
- 地域から少子高齢化への対応を考えるその15~北海道で人口が増えている芽室町の増加要因を考える~/森脇宏
- 「小阪ママっコラボ事業」 ~子育てママと大学や地域がコラボして、キッズファースト商店街実現をめざします!~/絹原一寛・片野直子









