アルパックニュースレター185号
新人紹介
「生活をみる」 都市・地域プランニンググループ/松下藍子
今年4月からアルパックに入社いたしました、松下藍子です。都市・地域プランニンググループの配属になります。生まれも育ちも大阪ですが、大学・大学院の6年間を福岡で過ごし、就職を機に今年から大阪に戻ってくることになりました。
大学では建築を学び、学部4年から修士の3年間は、集落研究を専門に行ってきました。卒業研究・修士研究と、佐賀県の干拓地に位置する農村集落の空間構成についての研究を行いました。集落に通い、自分の目で観察し、居住者の方達から話を聞かせていただきながら研究を進めていく中で、地域から学ぶことが数多くありました。また、集落で営まれてきた生活と空間との対応関係に感動し、日々その奥深さ、面白さを感じていました。生活に目を向け、地域から学ぶ姿勢を大切に、地域づくりに取り組んでいきたいと思っています。
旅行が好きで、大学時代はカンボジア、インドネシア、韓国等、アジアの様々な国に行きました。修士1年の時に公共住宅の調査で行ったインドネシアは、特に印象に残っています。6年ぶりに関西に戻ってきたので、今年は関西の面白い地域をたくさん見て回れたらと思っています。
社会人1年目は不安もありますが、いろんなことに興味を持ちながら学び、成長していければと思っています。宜しくお願いします。
「密集市街地の研究を通して」 都市・地域プランニンググループ/中井翔太
はじめまして、今年度から大阪事務所の都市・地域プランニンググループに配属になりました中井翔太です。
大学・大学院では、「都市計画・まちづくり」について学んできました。中でも、「密集市街地の再生」をテーマに日々、研究活動に取り組んできました。密集市街地は建物が密集している地域を指しますが、別の見方をすると、多くの関係者やそれに伴う意見・欲求が競合する地域であるとも言えます。このような場において、一つの方針を立てるには、地域課題の優先順位を整理し、まちづくりによるメリットを共有する等、途方もない労力が求められることを関係者の方々にお話を伺うことを通し、学ばせていただきました。これからはシンク&ドゥタンクを掲げるアルパックにおいて地域と密な関係を築き、課題に対し一緒に悩ませてもらえるプランナーになれるよう研鑽して参りたいと思います。
また、私、生まれも育ちも現在の生活拠点も奈良の農村集落。トラクターに乗り過ごす休日もあります。これからの都市近郊の営農のあり方についても興味があり、勉強していきたいと考えています。どうぞ宜しくお願いします。
アルパックニュースレター185号・目次
ひと・まち・地域
- 「生駒らしい景観」の本質に迫る計画づくり~生駒市景観形成基本計画が策定されました/都市・地域プランニンググループ 坂井信行・絹原一寛・依藤光代
- アルパックセミナー 都市における『農地を活かしたまちづくり』~都市と緑・農の共生に向けて~を開催しました(その1)/都市・地域プランニンググループ 岡本壮平・絹原一寛
- 地域の活性化×自分たちも楽しむ仕事=よい仕事?~平成25年度の業務4本から~/地域産業イノベーショングループ 原田弘之・武藤健司
きんきょう
- 生駒に新たな賑わいスポット「ベルテラスいこま」がオープンしました/地域再生デザイングループ 羽田拓也
- 西京銭湯部隊沸いてるんジャーの冊子ができました。
- 新人紹介/都市・地域プランニンググループ 松下藍子・中井翔太







