アルパックニュースレター198号
大阪事務所はOBP(京橋)から船場(淀屋橋)へ
「水都大阪」の事務所として
大阪事務所は、このたびOBP(大阪ビジネスパーク)から船場に移転しました。
天満橋で約12年、京橋(OBP)で約25年、そして淀屋橋(船場)へと、水都大阪の事務所らしく川沿いでお世話になっています。
働き方を再考する機会として
大阪事務所は、この春に総勢約70名の規模となり事務所スペースが手狭になりました。さらに業務を取り巻く社会経済環境が大きく変化し、ワークライフバランスについての所員の価値観もますます多様化していく中で、アルパックにおける「働き方」を根本的に再考していく機会として、約1年前に移転実行委員会を立ち上げ議論を重ねてきました。
今回の移転を、単に空間(スペース)の問題として捉えず、働き方(ワークスタイル、ライフスタイル)とそれを支える環境(オフィススタイル)や組織のあり方(アソシエイト)を含め、自由に意見交換しながら、新しい事務所のあり方と働き方を考える機会としました。
「アルパック・コモン・プレイス」の創造
事務所移転のコンセプトは、「様々なコミュニケーションとコラボレーションを創発するアルパック・コモン・プレイス」!
そのために、以下の基本方針に基づき、移転を実践しました。
1.様々なコミュニケーションを創発する
(1)所員同士、所員と外部事務所・委託者、さらにアルパックのファン同士の様々な交流
(2)「まちのサロン」のように様々な人が寄ってきてくれる場所
(3)まち・情報との交流(まちなか感、まち場感を感じられる場所)
2.様々なコラボレーションを創発する
(1)チーム・グループ間、事務所間、さらに外部専門家との垣根を越えた協働
(2)コラボレーション効果を高める個人のクリエイティビティを発揮できる環境
オフィスプランニングの特徴
今回の新オフィスでは個人のデスクを1,800mmから1,400mmとコンパクトにし、背後に2つずつあった棚も1つにするなど執務スペースを縮小し、玄関部分にはミーティング&ライブラリースペースを設け、アルパックで所有している建築やまちづくりに関する書籍なども置ける書棚も設置しています。また、大阪中央公会堂が見える北西角には所員やアルバイターの休憩・交流スペースとしてコミュニケーション&ラウンジスペースを設けています。ここにも所員同士で共有したい書籍などを置く書架を置きました。街的にいえばプライベートスペースを縮小し、セミパブリックスペースやパブリックスペースを充実し、みんなでシェアしようという考え方です。
移転後に、これらのスペースを活用し、アルパックらしい様々なセミナーや研究会等を、皆様と共に開催していきたいと考えております。
「船場」の都市格にふさわしい事務所に
「船場」という歴史ある地の息吹を感じながら、新たな出会いを事務所の資産(人もうけ)として、様々なコミュニケーションとコラボレーションを創発し、創設50年から次の50年に向け、次の時代を切り開くアルパックだからできることに挑戦していきたいと存じます。
是非、お近くにお立ち寄りの際には、気軽にお越し下さい。
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アルパックニュースレター198号・目次
ごあいさつ
特集「hello 船場.」
ひと・まち・地域
きんきょう
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/地域産業イノベーショングループ 高田剛司 都市・地域プランニンググループ 絹原一寛 - フォーラム「“起業”から関西の経済再生を考える」が開催されました/地域産業イノベーショングループ 高田剛司
- 伝承譜 その3 船場と適塾 ― “ARPA.O”への道程/名誉会長 三輪泰司











