アルパックニュースレター199号

「冒険・探検・オープンアルパック!」開催しました

執筆者;都市・地域プランニンググループ 依藤光代


イベントに招待するチラシ

 新事務所に所員の家族を招待するイベントを、8月2日に実施しました。
 30代から40代の所員の多くは現在、子育ての真っ最中です。こどもとの会話の中で、計画策定や設計などの業務について「何の仕事をしているの」と聞かれても、言葉ではうまく伝えられないという悩みがありました。また働き盛りの年代と重なることもあり、平日はなかなか家族とゆっくりとコミュニケーションをとることが難しいのが現状です。
 そこで職場のことを実際に見聞きして知ってもらい、所員が一生懸命働いていることを家族に理解してもらうことを目的に、所員のこどもに事務所に遊びに来てもらいました。1歳児~未就学児4名、小学生7名の、合計11名のお子さんの参加があり、またお母さんも3名参加くださいました。
 まずは、引っ越しが終わったばかりの真新しい事務所の「探検ツアー」です。たくさんの本やパソコンに加え、設計のためのCAD等のツールや、10階からの眺めなど、こどもには珍しいものばかりでした。次に、所員に話しかけながらお宝を見つけていく「宝探しゲーム」をしました。「お宝カード」を握りしめ、勇気を出していろいろな所員に質問していきます。その間にも、お父さんやお母さんの仕事机にあるものをしげしげと観察したり、イスに座ってみたり、引出しを開けてみたりと、思い思いに楽しんだ2時間でした。
 参加したこどもたちは、「働く」という普段なかなか触れる機会のない場を体感し、また普段お父さんやお母さんが一緒に働いている同僚と新しい出会いをし、思い出に残る一日になったのではないかと思います。また受け入れた所員も、事務所がいつもより賑やかになったほか、所員一人ひとりの家庭での子育ての風景が垣間見え、刺激的な時間を過ごすことができたと思います。家族にとってより身近な職場になれるよう、今後もいろいろな企画を立てていきたいと考えています。
 私見ですが、家族が応援してくれることは仕事に取り組む際の支えにもなりますし、またさらに家族の顔が見える状態は、所員間の配慮や協力をスムーズに行うこと、つまりチーム力を高めることにつながっていくのではないかとも考えています。これをきっかけに、私たちらしいワークライフバランスのとり方を考えていきたいと思います。


オープンアルパックのはじまり、はじまり

仕事のことを簡単に説明中