レターズアルパック207号

明日香村に新しいお客さんを呼び込め!
「歴史」だけじゃない新しい魅力を体験する実験イベント

執筆者;地域産業イノベーショングループ/原田弘之


 

 昨年秋に、奈良県明日香村で、3つの体験プログラムの実験イベントに関わりました。
 1つは、アーリーアダプターな女性をターゲットとした「棚田風景をひとりじめ! 飛鳥ぜいたくランチ&ハンモックでシエスタ」です。まさに棚田を望む高台にテーブルを置き、村のイタリアンレストランのシェフが地域食材を活かした料理をふるまい、その後は、めいめいが好きな時間の過ごし方を楽しみます。2つめはおもに欧米のインバウンドをターゲットとした「飛鳥自転車散歩 ~日本の10のはじまりを巡る~」で、起伏のある村内を電動自転車で外国語ガイドとともにスイスイと巡ります。そして3つめはSNS好きの外国人ターゲットですが、「歴史の予備知識がなくても楽しめる! インバウンド向けフォトジェニックさんぽ」で、写真映えする場所を中心にジャンボタクシーで巡るぜいたくなツアーです。


 

 

 これまで明日香村には歴史ファンを中心に、リピーターも含めて一定の集客があったのですが、必ずしもそれらのお客さんは村の中でお金を消費するタイプではなく、経済効果が限定的でした。そこで、歴史ファンでなくても、明日香村が誇る魅力を体験し、楽しめるとともに、村にも一定のお金が落ちるプログラムを、村内の事業者や団体が中心となって考案し、その試行実施を行いました。
 3つの実験イベントでは、参加者に、体験後にアンケートに回答いただき、1時間以上みっちりと感想や評価について本音で意見交換しました。今後、それらを踏まえて、旅行商品としてブラッシュアップし、販売していくことを目指しています。これからの明日香村にご期待ください。


レターズアルパック207号・目次

2018年1月発行

特集「チャレンジ」

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