レターズアルパック207号
「純粋でポップな限界のまちづくり:モテるまちづくり2」が発行されました
執筆者;地域産業イノベーショングループ/江藤慎介
著者:谷亮治 発行者:まち飯叢書
著者:谷亮治 発行者:まち飯叢書

表紙
「まちづくりをナリワイにして飯を食べていけるのか」をテーマに、京都や滋賀のまちづくり関係者が平成22年から続けている研究会「まち飯」。この成果を理事の谷亮治が前著「モテるまちづくり:まちづくりに疲れた人へ。」(アルパックニュースレター196号で紹介)に続き、平成29年9月に「純粋でポップな限界のまちづくり:モテるまちづくり2」として発行しました。
前著を題材とした読書会を日本全国で50回以上開催し、1,500名以上の参加者からフィードバックをもらう中、読書会のある参加者がつぶやいた、「なんか、まちづくりって、専門家とか、人気者にしかできないもののように見えて私からは遠く感じるんですよね」という問いをきっかけとして、続編は生まれました。
これまでの所謂「まちづくり」では、意識的にまちに関わる「まちづくりの実践者」が、地域住民や周辺の関係者に対して「なぜもっと積極的にまちづくりに関わってくれないのか」と嘆き、疲れてしまう構図が見られます。こうした「まちづくりの実践者」への処方箋が前著であったならば、本書は専門家や人気者でもない「普通」のまちの人こそ、まちづくりで大切な役割を果たしていることを明らかにしようとする内容です。この本を読めば、まちづくりに関心を持ってくれないと思っていた“普通“のまちの人に対する眼差しも、優しくなること間違いありません。
本書は前著に続いて著者による自費出版です(通常価格2,500円)。購入を希望される方は私までお問い合わせください(etou-sn@arpak.co.jp、完売の際はご了承ください)。
レターズアルパック207号・目次
2018年1月発行
特集「チャレンジ」
今、こんな仕事をしています(業務紹介)
- 東山発・白朮(をけら)で街を彩ろう/高野隆嗣
- 木地師の歴史的価値と全国のつながりを再評価~「木地師のふるさとシンポジウム」が開催されました/高田剛司
- らくさいスマートサイクリングの開催を支援しました/石井努
- 品川臨海部のマニアック(?)景観資源調査/坂井信行
- 官民連携で未来の御堂筋を考える「御堂筋チャレンジ」を実施しました/絹原一寛
- 第二世代の移住促進に向けて~高松市移住・定住促進方策を策定しました/江藤慎介
- ラグビーワールドカップ2019に向けて「東大阪ショウテンズ」もメンバー増強!/高田剛司
- 明日香村に新しいお客さんを呼び込め!「歴史」だけじゃない新しい魅力を体験する実験イベント/原田弘之
きんきょう&イベントのお知らせ
- 台湾のリノベーション最前線!/中塚一
- 「純粋でポップな限界のまちづくり:モテるまちづくり2」が発行されました(著者:谷亮治 発行者:まち飯叢書)/江藤慎介
- 大阪の都心・天王寺で、見学会&東西交流会を開催しました!/杉原五郎
- 名古屋事務所が移転します/堀口浩司







