レターズアルパック209号
(続)デザインマンホールにハートがずっきゅーん!
マンホールカードをとことん集めてみる
195号(2016年1月)でデザインマンホールのことを紹介しましたが、その後も各地のマンホール画像を収集しています。
最近、友人や職場の先輩からマンホールカードをもらう機会があります。カードの存在は知っていましたが、全国に点在しているのと平日配布のところがありチャレンジするのを断念していました。しかし、実物を手にすると収集欲に火がついてしまいました。カードの表面には、マンホールの蓋の写真、所在地の市町村名、設置されている位置座標、、31種類のテーマピクトグラム。裏面には、設置開始年、デザインの由来や説明文、デザインに関連する画像やイラストなどの情報が満載です。私はついにパンドラの箱を開けてしまいました。
さて、このマンホールカード、国土交通省や全国の自治体、下水道の関連団体などにより設立された下水道の活動を広報する「下水道広報プラットホーム(略称GKP)」が、企画・運営しています。2016年4月の第1弾導入から2年で早くも第7弾となり、現在、全国301団体342種類ものカードがあります。
![]() 神奈川県中町(表面) |
![]() 丸亀市(裏面) |
カードは無料で定められた配布場所で受け取り、窓口では簡単なアンケートを記入します。基本的には、訪問日、どこから来たか(県内、県外)、年齢、性別、人数ですが、中には、カードを何で知ったか、当地に来た目的、他に行く場所などを記入する場合があります。窓口によっては、カードを渡すだけでなく、カラーマンホールの設置場所、周辺の観光マップの配布や観光のアドバイスもしてくれます。
集めてみるとデザインには、ゆるキャラ(ひこにゃん:彦根市)、アニメのキャラクター(名探偵コナン:鳥取県北栄町)、球団マスコット(カープ坊や:広島市)などもあり、他のマニアも喜びそうなものまであります。
下水道といえば一見、地味なイメージを持ちがちですが、マンホールを通して、地域を訪れ知る、歩く楽しさが倍増するなどその役割は大きいと思います。これからもとことん足を運び、集めてみようと思います。

大津市のピクトグラム:
花、木、鳥、乗物、橋、湖、イベント、キャラクター
レターズアルパック209号・目次
特集「とことん」
- 特集「とことん」/レターズアルパック編集委員会
- 特集「とことん」子どもたちがとことん遊びたくなる「プレイパーク」/竹内和巳
- 特集「とことん」食品ロス対策をとことん考える/長沢弘樹
- 特集「とことん」路上をとことん使い倒す、ホーチミンのパブリックライフ/坂井信行
- 特集「とことん」スラドレッドがとことん好きなスロベニアン/岡崎まり
- 特集「とことん」マンホールカードをとことん集めてみる/中村孝子
今、こんな仕事をしています(業務紹介)
- 臨済宗大本山妙心寺の総合防災事業が完成しました/高坂憲治
- 「おおさか農空間づくりプラットフォーム」が開設されました。/原田弘之
- 空き家の流通促進に向けた民間事業者によるプラットホームが立ち上がります!/橋本晋輔
- 産地が学生を育て、学生が産地を発信!/武藤健司
- 京都市の宿泊業における雇用の安定に向けた調査研究から/江藤慎介
- 上山高原で「べっぴんさん」の茅の出荷が本格スタート/駒和磨
新人紹介
きんきょう&イベントのお知らせ
- 関西文化学術研究都市への想い愛するふるさとのために持続可能なまちづくりを/三輪泰司
- 共同の福祉とは実利と安心 動かすのは、奉仕のこころと冷静な実務/三輪泰司
- 日本とベトナム、良き隣人としての未来をめざす~ベトナム企業視察の感想を踏まえて~/杉原五郎
- シンポジウム「スポーツ産業による関西の活性化」6月30日(土)梅田で開催/高田剛司









