レターズアルパック209号
多角的な視点を持って
執筆者;地域再生デザイングループ/山道未貴
4月より大阪事務所、地域再生デザイングループに配属となりました山道未貴です。
生まれも育ちも熊本県で、のんびりと育ってきました。入社を機に、初めての一人暮らしがスタートし悪戦苦闘の毎日ですが、慌ただしい人や時間の流れに飲み込まれないように自分を持っていきたいなと思っています。大阪初心者なので、まずは土地勘を養っていくためにも色々な地域を歩いて見て回りたいです。
大学では、農村計画を学び、まち歩きを通じて地域の構造を読み解いたり、地域の生業から景観の成り立ちを理解したり、現場で学び考える機会が多くありました。また研究室の活動では、農山村地域をフィールドに、地域住民とともに地域の魅力を発掘し、地域が抱えている課題を見出し、少しでも解決できるよう活動に取り組んできました。これまでの活動を通して、地域づくりはとても時間のかかることで、小さな小さな活動の積み重ねが結果的に大きな力に変わっていくことを学びました。また、一昨年発生した熊本地震は自分の中でも大きな経験となり災害復興に携わっていきたいと思う気持ちが強くなりました。
まちづくりには、様々な視点や知識が必要なため、頭でっかちな考え方にならないよう、多様な角度から総合的に学び、その中から私の専門領域を築き上げていきたいと思っています。住民の思いを丁寧に拾い上げ、地域の課題や特徴を見出していき、地元に寄り添ったまちづくりが実現できるように頑張ります。
今年は新入社員が一人で寂しさと不安でいっぱいですが、頼れる先輩方から一つ一つ学び、スポンジのように吸収していきたいと思います。どうぞよろしくお願い致します。
レターズアルパック209号・目次
2018年5月発行
特集「とことん」
- 特集「とことん」/レターズアルパック編集委員会
- 特集「とことん」子どもたちがとことん遊びたくなる「プレイパーク」/竹内和巳
- 特集「とことん」食品ロス対策をとことん考える/長沢弘樹
- 特集「とことん」路上をとことん使い倒す、ホーチミンのパブリックライフ/坂井信行
- 特集「とことん」スラドレッドがとことん好きなスロベニアン/岡崎まり
- 特集「とことん」マンホールカードをとことん集めてみる/中村孝子
今、こんな仕事をしています(業務紹介)
- 臨済宗大本山妙心寺の総合防災事業が完成しました/高坂憲治
- 「おおさか農空間づくりプラットフォーム」が開設されました。/原田弘之
- 空き家の流通促進に向けた民間事業者によるプラットホームが立ち上がります!/橋本晋輔
- 産地が学生を育て、学生が産地を発信!/武藤健司
- 京都市の宿泊業における雇用の安定に向けた調査研究から/江藤慎介
- 上山高原で「べっぴんさん」の茅の出荷が本格スタート/駒和磨
新人紹介
きんきょう&イベントのお知らせ
- 関西文化学術研究都市への想い愛するふるさとのために持続可能なまちづくりを/三輪泰司
- 共同の福祉とは実利と安心 動かすのは、奉仕のこころと冷静な実務/三輪泰司
- 日本とベトナム、良き隣人としての未来をめざす~ベトナム企業視察の感想を踏まえて~/杉原五郎
- シンポジウム「スポーツ産業による関西の活性化」6月30日(土)梅田で開催/高田剛司







