レターズアルパック209号
「おおさか農空間づくりプラットフォーム」が開設されました。
農家といっしょに府民や事業者が大阪の農空間を保全・活用できます!
執筆者;地域産業イノベーショングループ/原田弘之
3月に大阪都心のうめきた広場で、約120名の農家、府民、事業者等が集まり「おおさか農空間づくりプラットフォーム・キックオフイベント」が開催されました。
大阪の都市部周辺には、農地、集落、里山、ため池などの農空間が広がっており、それらは農業生産の役割以外に、環境保全、防災、学習、健康など多面的な機能を持っています。しかし、その一方で担い手の減少・高齢化、耕作放棄地の増加など、様々な課題を抱えています。
大阪府では、これらの課題を解決するために、地元の農家団体と、農空間に関わりたい府民、企業等が出会い、交流し、活動を生み出す「おおさか農空間づくりプラットフォーム(愛称:ぷらっと農楽里)を開設しました。
今後、登録会員を増やし、農空間の現場での活動に限らず、都市部でのマルシェや試食会、交流会などの取組が発生していくことが期待されます。特に、巨大な消費マーケットを近くに抱え、元気な事業者が多い大阪では、事業者の農空間への関わりが望まれます。また、「農空間×事業者」がwin-winとなるような健康、美容、医療、商品開発、農福連携、ICT、ドローンなどの視点での活用や、CSR、CSV、福利厚生、研修、お客様へのもてなしやサービスの場としての利用も考えられます。プラットフォーム会員どうしの出会いとともに、事務局の営業やマッチングの力が試されます。「おおさか農空間PF」で検索してみてください。
*本業務は地域産業イノベーショングループの武藤も担当しています。

農家、府民、事業者が集まり開設の記念写真
レターズアルパック209号・目次
2018年5月発行
特集「とことん」
- 特集「とことん」/レターズアルパック編集委員会
- 特集「とことん」子どもたちがとことん遊びたくなる「プレイパーク」/竹内和巳
- 特集「とことん」食品ロス対策をとことん考える/長沢弘樹
- 特集「とことん」路上をとことん使い倒す、ホーチミンのパブリックライフ/坂井信行
- 特集「とことん」スラドレッドがとことん好きなスロベニアン/岡崎まり
- 特集「とことん」マンホールカードをとことん集めてみる/中村孝子
今、こんな仕事をしています(業務紹介)
- 臨済宗大本山妙心寺の総合防災事業が完成しました/高坂憲治
- 「おおさか農空間づくりプラットフォーム」が開設されました。/原田弘之
- 空き家の流通促進に向けた民間事業者によるプラットホームが立ち上がります!/橋本晋輔
- 産地が学生を育て、学生が産地を発信!/武藤健司
- 京都市の宿泊業における雇用の安定に向けた調査研究から/江藤慎介
- 上山高原で「べっぴんさん」の茅の出荷が本格スタート/駒和磨
新人紹介
きんきょう&イベントのお知らせ
- 関西文化学術研究都市への想い愛するふるさとのために持続可能なまちづくりを/三輪泰司
- 共同の福祉とは実利と安心 動かすのは、奉仕のこころと冷静な実務/三輪泰司
- 日本とベトナム、良き隣人としての未来をめざす~ベトナム企業視察の感想を踏まえて~/杉原五郎
- シンポジウム「スポーツ産業による関西の活性化」6月30日(土)梅田で開催/高田剛司







