アルパックニュースレター165号

うまいもの通信「お雑煮」

ニュースレター編集委員会

 お正月にかかせないものといえば、やはりお雑煮でしょう。
 さて、一口に「お雑煮」といっても、地方や家庭によって、お汁のだし、お餅の形、具材など、そのバリエーションは実にさまざまで、郷土色豊かです。
 そこで新年号では、アルパックの所員が、食べているお雑煮をご紹介いたします。


博多(写真:あ)

あご(トビウオ)で出汁をとった醤油ベースです。いわゆる博多雑煮であり、沢山の具が入っています。餅、かつお菜、鶏肉、ブリ、大根、かまぼこ、細かく切ったスルメと昆布、しいたけ、里芋、人参などなど。かつお菜やブリを入れるのが、他の地域との違いでしょうか。この一杯で十分に満腹です!!
(京都事務所 山﨑裕行)

岡山風(岡山県)(写真:い)

澄まし汁で、具材は水菜、牛蒡、牛肉、切り餅です。
(大阪事務所 大河内雅司)

岡崎風(愛知県三河地域)(写真:う)

合わせみそで、具材は水菜、鰹節、切り餅です。
(大阪事務所 大河内雅司)

京都(写真:え)

出汁は鰹と昆布ベースで白みそで味付けしています。具材は、雑煮大根、金時人参、三つ葉、ゆず、手まり麩、八つ頭芋、丸餅(茹で)です。
※八つ頭芋は基本的には1人1個入れるのが伝統ですが、あまりに大きいので1人1/4ずつで勘弁してもらってます。
(大阪事務所 鮒子田稔理)

おばあちゃんの味(写真:お)

わが家のお雑煮は、群馬安中出身で箕面に長年暮らしてたおばあちゃんの味です。出汁は鶏ももと鰹、昆布でとってます。具材は、焼いた切り餅に、青のりと水菜のトッピングで、水菜はネギぎらいのおじいちゃんのためのオリジナルだとか。
(京都事務所 山崎博央)

京都(写真:か)

実家は京都なんですが、元日が澄ましでうる餅、畑菜。2日が白味噌で丸餅、千切り大根、頭芋で鰹節をトッピング。現在、ウチではもっぱら前者です。
(京都事務所 廣部出)

鳥栖市古賀町に伝わるお雑煮(写真:き)

見た目はお汁粉に似ていますが、味は鰹とスルメで出汁をとった醤油ベースです。具材は、小豆、かつお菜、細く切ったスルメと昆布、煮た鶏肉、丸餅です。
(九州事務所 原啓介)