アルパックニュースレター192号

奥河内ビュッフェレストランTERRAがオープンしました

執筆者;建築プランニングデザイングループ 鮒子田稔理・三浦健史/地域産業イノベーショングループ 原田弘之

大地の恵みをおいしく食べるレストラン

 7月18日、河内長野市高向に待望のレストランが完成し、奥河内くろまろの郷はグランドオープンを迎えることができました。
 レストランはどのような料理を提供するかによって、レイアウトや厨房機器が大きく変わります。そのため、指定管理者が決定し、その意向を組み込んだ上で設計に取り掛かりましたので、他施設よりも約7ケ月遅れのスタートとなりました。


外観

 店名はイタリア語で「大地」を意味する「terra」と、テラコッタドール(※注)の「テラ」を合わせたネーミングで、「大地の恵みをおいしく食べる」という意味が込められており、河内長野産の新鮮な野菜を中心とした和洋折衷の創作料理やスイーツがビュッフェ形式でいただけます。
 今回厨房とは別に、客席に近い場所にアイランドキッチンを設け、シェフが料理を仕上げるところを見ることができるライブ感あふれるキッチンとしました。また子ども連れのお客様も多く見込まれることから、子どもが自分で料理をとることができるよう一段低いカウンターを設け、キッズコーナーとしました。子どもが大好きなタコさんウインナーやポテトフライが小さなフォークやスプーンとともに並べられています。 隣接の奥河内ビジターセンターと同じように外壁や内装には河内材を使用し、木のぬくもりを感じることができる仕上げとしました。
 客席のサッシは季節の良い時期にはフルオープンすることができ、テラス席と内部の客席を一体化することができます。テラス席の向こう側には田園風景が広がっています。ハンモックも設置されていますので、食後のシエスタを楽しむことができるのではないでしょうか。


アイランドキッチン

窓辺のソファーコーナー

ハンモック

キッズコーナー

薪ストーブ

 河内長野市は市域の7割が森林であり、その7割が人工林となっています。この森林を健全な状態で維持していくためには間伐は欠くことのできない作業です。この間伐材を有効に利用し、クリーンで再生可能なバイオ燃料への転換を促進するため、河内長野市では市内公共施設への薪ストーブの導入を行っており、今回このレストラン「TERRA」にも設置されました。建物全体を暖かく包むストーブは秋から冬にかけての楽しみとなりそうです。ストーブの上で野菜たっぷりシチューがコトコト煮込まれる風景も見ることができるかもしれません。


待合コーナー

大きなテーブルもあります

薪ストーブ

手づくり作品の時計

ちかくて ふかい 奥河内

 レストランのオープンにより、奥河内ビジターセンター、JAあすかてくるで河内長野店、奥河内ビュッフェレストランTERRAの3施設が揃いました。
 奥河内ビジターセンターのカフェコーナーでは河内長野産のトマトやフルーツを使ったジュースや野菜を使ったピザやパンが好評です。
 多目的コーナーでは、手作り品の展示販売会やトンボ玉作り体験などの催しも随時行われています。夏休みには子どもが喜ぶ昆虫夜間観察会や生きものイベントなども行われ楽しみながら学ぶことのできる場となっています。
 大阪府立花の文化園や木根館、くろまろ館といった周辺施設や関西サイクルスポーツセンターなどとの連携により、四季折々、いろいろな世代がそれぞれの楽しみ方を見つけることができるエリアになっています。
 「ちかくてふかい奥河内」で自分の楽しみ方を見つけてみてはいかがでしょうか。


 

 

 

 

<奥河内ビュッフェレストラン TERRA>
●営業時間:午前11時~午後4時
●大人(中学生以上) 1,500円
●子ども(小学生) 800円
●幼児(3歳以上) 500円
●シニア(65歳以上) 1,400円
※90分の時間制 (税抜)
住所:大阪府河内長野市高向1218番地1
電話:0721-53-3030
ホームページ:http://okukawachi.or.jp/
※注;テラコッタドールとは、素焼きの植木鉢で手作りする人形のことで、河内長野市では「みんなで一緒につくるまち」を協働の合言葉に普及活動が進められています。