レターズアルパック204号
子育てしながら頑張ってます!
昨年末に第一子を出産し、この度、職場復帰致しました。今後ともよろしくお願いします。
最近、妊娠・出産に関する話題でよく耳にするのは無痛分娩に関してでしょうか。2017年4月に厚生労働省が無痛分娩に関して緊急提言を行いました。急変時に対応できる十分な体制を整えた上で無痛分娩を実施するよう医療機関に求めるものです。その後、無痛分娩の件数や事故状況等に関する実態調査を行うと発表がありました。今回の出産で私は無痛分娩を選択したので、様々な報道や調査結果について非常に関心をもって見てきました。
これまで日本での無痛分娩に関する調査は2007年から行われておらず、その時点では全分娩の2.6%でした。アメリカでは2008年時点で61%、フランスでは2010年時点で80%なので、それらと比較して非常に低い割合であったことがわかります。
今回の調査の中間報告によると、2016年度は全分娩の5.2%であったことが判明し、2007年の調査から倍増していることが分かりました。それと同時に、行われた無痛分娩の6割が診療所での対応であり、日本では小規模な医療機関でより実施が広がっていることがみえてきました。
今後、今回の結果をもとに安全対策が進められることになると思いますが、今回の出産で無痛分娩のメリットも多く感じた一人として、緊急提言や調査結果、報道等により妊婦にとっての選択肢の幅が狭まることなく、それぞれのメリット・デメリットを認識して個人個人が安心して出産の方法を選択できる環境が整ってほしいと思います。(岡崎まり)
第二子出産のため、6月から産休・育休をいただくことになりました。平成30年の春に職場復帰をする予定ですので、今後ともどうぞよろしくお願いします。(依藤光代)
レターズアルパック204号・目次
特集「涼む」
- 特集「涼む」/レターズアルパック編集委員会
- 京の山紫水明を体感する鴨川納涼床/水谷省三
- ベトナムでの涼み方/堀口浩司
- 環境に負荷をかけず涼やかに暮らす~環境共生住宅「聴竹居」の魅力と我が家(賃貸)の断熱DIY/竹内和巳
今、こんな仕事をしています(業務紹介)
- 空き家だった八幡町家の新たな一歩がはじまります/松下藍子
- ベトナムの農業と食の販売(マーケット)を視察してきました/原田弘之
- 「おいしさ」の正体は?「おいしさ」の見える化で農産物をPRしよう/渡邊美穂
地域に寄り添って地方創生を考える
うまいもの通信
きんきょう&イベントのお知らせ
- 太秦をオシャレでエッジのたった街に「太秦light商會」/戸田幸典
- 学研都市37年~新しい都市づくりの主体/三輪泰司
- 奥河内くろまろの郷が道の駅になりました/鮒子田稔理
- 子育てしながら頑張ってます!/岡崎まり・依藤光代
- 計画行政学会研究大会「グローバル化の進展に伴う人と物の流れから関西の近未来を考える」が開催されました/丸井和彦







