レターズアルパック204号

「ひこにゃん旋風」あれから10年

執筆者;地域産業イノベーショングループ 水野巧基

2007年に「国宝・彦根城築城400年祭」のイメージキャラクターとして、ひこにゃんが登場してから10年が経過しました。彦根市では、今年のNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」の放送を記念し、「国宝・彦根城築城410年祭」が開催されています。ひこにゃんと彦根城で再び盛り上がる彦根市を散策しました。

 彦根城周辺では、ひこにゃんのデザインがラッピングされたレトロなボンネットバスが巡回してます。彦根城築城400年祭イメージソング「ひこにゃん音頭」が流れ、彦根城内では毎日3回ひこにゃんが登場し、多くの観光客が一斉にカメラ撮影を行います。いまなお色褪せないひこにゃん人気に圧倒されました。
 一方で、昨年末に、「国宝・彦根城築城410年祭」のプロモーションムービー『彦根に集え!』が公開されています。ムービーの舞台は、築城410年祭に向けて新しいシンボルを産みだそうと活気立つ彦根城です。人気ラッパーが殿様や家臣達を演じ、国宝の彦根城天守や歴史ある能舞台で、歌と踊りで愉快なパフォーマンスが繰り広げられています。アニメーションを多用した映像や、近年のラップブームの影響もあり、若者を中心に話題となっています。
 築城410年祭の推進委員会では、「国宝・彦根城築城410年祭」の一環として、2017年9月23日から12月10日まで、彦根城を舞台に日本で初めて国宝で開催する現代アートフェス「HIKONE ART CASTLE 2017(通称:HAC)」を企画しています。そのコンテンツの1つとして、9月23日~10月1日に開催される全国の学生を対象にした彦根市滞在型学生アートプログラム「HIKONE STUDENT ART AWARD 2017」が開催予定であるなど、アートを活用した取組にも力を入れています。
 築城410年祭のイベントは他にも、開国記念館にて「大河ドラマに見る井伊家」と題した特別展示会の開催や、彦根城西の丸三重櫓彦にて「プレイバック城下町彦根シアター」 を開催し、彦根城築城の歴史についてVR(バーチャルリアリティ)を用いた映像作品を上映するなど、ひこにゃんに頼らない新たな魅力創出に向けた取組がなされていました。彦根市の観光客誘致に向けた新たな取組を楽しみに、今後の動向を見ていきたいものです。
国宝・彦根城築城410年祭公式サイト → http://hikone-410th.com/


  彦根城に登場するひこにゃん

ひこにゃんラッピングバス

キャッスルロード

レターズアルパック204号・目次

2017年8月発行

特集「涼む」

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