レターズアルパック208号

西脇のまんなかから「元気」を発信する

執筆者;都市・地域プランニンググループ/岡本壮平

 みなさんは「播州織」をご存じですか?
 播州織は、西脇市を中心とする北播磨地域の伝統産業の一つで、糸を先に染め、染め上った糸で柄を織る「先染織物」という手法が特徴です。国内先染織物の70パーセント以上のシェアを占め、海外有名ブランドにも多く採用されています。
 西脇市はこの播州織で、戦後から高度成長期にかけて隆盛を誇りましたが、織物産業のグローバル化の中で次第に競争力が失われ、中心市街地は商店街の衰退、大型店の撤退、人口の減少と高齢化、空き家の増加と負のスパイラルに陥っています。「なんとかせねば」と、まちづくり会社「西脇TMO」が中心となって、地域資源を活用した観光・交流活動を振興していますが、その追い風に、西脇市新庁舎がまちなかに移転新築されることになりました。「庁舎とともに整備される多様な機能を活用して、まちなかに活力を取り戻そう」という人々の声や提案を踏まえ、ハードからソフトに渡る「まちなか活性化計画」の検討が進行中ですがなんと、それと同時進行で先行事業が動き出しているのです。
 まちなかを元気にしたい有志(デザイナー、産元、商工団体、行政職員等)が集まって、『播州織産地博覧会』=略して『播博(ばんぱく)』実行委員会を発足させました。詳細は春以降のプレス発表に譲りますが、「10を超える産元の出展」「めったに見れない生地が多数」「うれしい量り売り」など、播州織ファンのみならず趣味でハンドメイド等をされている方々にも垂涎のイベントになること間違いなし!の企画です。場所はまちなかのコワーキングスペースとその周辺の空き店舗を活用、開催は5月27日(日)です。近くの方もはるばる遠くの方も、是非お運び下さい!


『播州織産地博覧会』

レターズアルパック208号・目次

2018年3月発行

特集「はるばる」

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