アルパックニュースレター160号

特集「まちづくりと社会実験」

ニュースレター編集委員会

まちづくりと社会実験

 いろんな分野のプラン策定からプロジェクト展開をしていく過程で、地域の方々と話し合いをしていると地域が抱えている課題と解決の方向性が見えてきます。それらを実現していくためには、行政だけでなく市民や事業者など多様な主体の主体的な参加により、地域みんなでプランを考え、実施するかどうかを判断する必要があります。しかし、現在のように社会経済情勢が読めない状況では、大掛かりな投資はリスクが大きく、だれもが尻込みをしてしまいます。そのためそのプランが本当に地域のために役立つのかを、地域や期間を限定し、まずは「社会実験」にチャレンジする取り組みが各地域で行われています。今や社会実験は、地域主体でまちづくり進めていく上で、重要なステップの一つといえそうです。
 今号の特集では、アルパックがお手伝いしている各地域の社会実験の中からいくつかレポートさせていただきます。