レターズアルパック211号
「育てる広場」をみんなでつくっています
執筆者;地域再生デザイングループ/羽田拓也
前号でご紹介した、茨木市市民会館跡地エリアの「育てる広場」、社会実験開始に向け、広場の芝張りを市民の皆さんと行いました。
プロジェクト名が「IBALAB 市民会館跡地エリア育てる広場プロジェクト」と決まり、広場編ワークショップで立ち上がった、市民の皆さんの企画も準備を進めています。
広場も市民の皆さんとつくろう、ということで、8月26日に、市民の皆さんと広場の芝生を張るワークショップを開催しました。
芝生をご提供いただいた茨木カンツリー倶楽部のご指導のもと、約40名で2時間半、約300平方メートルの青々とした芝生広場が完成しました。(芝生の枚数、およそ3000枚!)
養生期間中にもかかわらず、周辺の空間も含め時間を過ごす方が増える一方で、タバコの吸殻が増えるなど、居心地の良い空間ができた効果が早くも良くも悪くも現れています。

みんなで芝張り
今回の社会実験では、広場を使った企画実施の効果だけでなく広場のルールや公共空間のあり方も含め、市民がつくり、育てることによる「暮らしの質を高める広場」づくりについて、市民と共有しながら進めていけたらと思っています。
なお、今後のオープニングイベントを皮切りに、これまで温めてきた市民企画も続々と実施されます。内容については、HP、Facebookページでの情報発信も市民の皆さんと行っています。ぜひチェックしてみてください!
(https://ibalab.net/)

芝生広場完成!
レターズアルパック211号・目次
2018年9月発行
特集「あらかじめ」
- 特集「あらかじめ」/レターズアルパック編集委員会
- 特集「あらかじめ」『災害に備える』を考える/清水紀行
- 特集「あらかじめ」確実に「起こる」気候変動に備える適応策/長沢弘樹
- 特集「あらかじめ」空き家を「負動産、地域の厄介もの」にしないための備え~空き家になる前から備えましょう/大河内雅司
- 特集「あらかじめ」老後の生活を「どこで」「どのように」「どんなコミュニティ」で過ごすのか、あらかじめイメージしよう/嶋崎雅嘉
今、こんな仕事をしています(業務紹介)
- 松の実児童クラブ「高砂子(たかさご)」/高坂憲治
- 「育てる広場」をみんなでつくっています/羽田拓也
- 「関西機械メーカー×同志社大学 プレゼン大会」を開催しました/高野隆嗣
- 奈良桜井の町宿「櫻林亭」がグランドオープン/和田裕介
- 八尾市「暮らし」を真ん中においた景観づくり/岡本壮平
- センシュアスなまちをめざそう/山崎将也







