アルパックニュースレター179号

新人紹介

執筆者;地域産業イノベーショングループ/片野直子

 4月からアルパック京都事務所、地域産業イノベーショングループの研究員となりました、片野直子です。群馬県の北部、谷川岳からほど近い農村で生まれ育ち、野山と田畑を遊び場にして育ちました。大学進学以来京都での生活は7年になりますが、アルパック入社後、改めてこのまちの奥深さを感じる日々です。
 大学・大学院では地域経済学の研究室に所属し、地域の不均等発展の理論を学んできました。研究室の特徴として、アジアからの留学生が半数近くを占める研究室であったため、彼らの高いモチベーションに刺激を受けるとともに、日本の社会を相対化する視点を持つことができました。この2月には海外大学との連携プロジェクトに参加し、タイへ行って参りましたが、今後も海外へのアンテナを伸ばしていきたいと強く感じています。
 修士論文研究では自然公園の研究を通し、自然保護・保全の取り組みを、自らの視点で読み解くことを試みました。趣味はアウトドア全般で、特にロッククライミングに熱中して大学生活を過ごし、在学中はクライミングツアーとして、行く先々でのローカルな暮らしを興味深く観察しながら国内外を巡りました。この経験から、レジャーで利用される自然や、都市労働者の余暇のあり方に関心を持ったことが、研究の動機につながっています。
 アウトドアの他の趣味は、散歩、カレー屋さんめぐり、おから料理の発掘などです。最近は第2外国語学習を始めたいと思っています。
 ARPA・Kの社名に込められた「仲間と共にプランナーとして地域に奉仕する」という思いを胸に、クライアントの皆様と地域に寄り添い、何年も経た後にも「アルパックと一緒で良かった」と思ってくださるような仕事をすることが目標です。すべての出会う方々から学びとる姿勢を大切に頑張りますので、どうぞよろしくお願いいたします。

アルパックニュースレター179号・目次

2013年6月1日発行

寄稿

ひと・まち・地域

きんきょう

うまいもの通信

メディア・ウォッチ

まちかど