アルパックニュースレター177号
新年あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
専門性を高めた組織再編によって、地域づくりに貢献していきます
昨年、アルパックは新しい経営体制を確立するとともに、関西に拠点を置く京都事務所と大阪事務所の組織を大きく再編しました。この再編は、地域社会の新たなニーズに適切で柔軟な対応を図るとともに、潜在化しているニーズの発掘と提案にも取り組み、地域づくりに積極的に貢献していくことをめざしたものです。
従来、関西では京都事務所と大阪事務所が、それぞれ担当地域への密着度を高めるとともに、相互に競い合うことで活力を高めてきましたが、今後のアルパックの社会的責務に鑑みて、総力結集の方向に舵を切り替え、専門性を軸とするグループを事務所横断型で設置しました。具体的には、社内の多様な専門家の提案力(ソリューション力、政策提言力等)や実行力(ノウハウ、ネットワーク等)などを高めるため、6つのエキスパートグループに再編しました。この結果、これまで京都事務所と大阪事務所で分けていた担当地域制を解消し、事務所間の人事異動も大幅に行いましたが、従来からの顧客との関係等にも考慮して、京都事務所と大阪事務所にスタッフがまたがるグループも幾つか設けました。
なお、実際の業務は多様な側面を持っていますので、これらのエキスパートグループが連携し、全社の総力を結集して取り組んでいます。
6つのエキスパートグループは、次のような専門性を持ち、また多くのグループには、よりテーマを絞った複数のチームを内包させています。
(1)公共マネジメントグループ
自治体の総合計画はもとより、多様な地域サービスの運営に関わるプランづくりを支援するため、「地域経営」「保健・福祉」「交通」「教育・文化」のチームで構成しています。
(2)都市・地域プランニンググループ
都市や地域の空間的な将来像を立案し、その実現を支援するため、「都市・農村プランニング」「都市デザイン・コミュニティプランニング」のチームで構成しています
(3)地域再生デザイングループ
地域におけるソーシャルキャピタルをハード面とソフト面から再生することを支援するため、「市街地整備」「生活デザイン」「地域プロデュース」のチームで構成しています。
(4)地域産業イノベーショングループ
地域産業のイノベーションや、地域資源を活かした地域振興を支援するため、「産業政策・都市商業」「地域活性化」のチームで構成しています。
(5)環境マネジメントグループ
持続可能な地域環境づくりを、社会システムづくりの面から支援するため、「環境・エネルギー」「エコまちづくり」のチームで構成しています。
(6)建築プランニング・デザイングループ
社会的存在である建築が、地域の中で長い時間その役割を果たせるよう、プランニング(計画)とデザイン(設計)を一体のものとして取り組んでいます。
以上のような6つのエキスパートグループを有する京都事務所と大阪事務所を中心に、東京事務所、名古屋事務所、九州事務所を加えて、今年も持続可能な地域づくりに貢献していきたいと思います。
昨年、アルパックは創業45年を迎えました。2017年のアルパック創業50年を前進の中で迎えるため、専門性を高めた組織を推進力として、さらに実績と実力を積み上げていきたいと思いますので、引き続きご指導とご支援をよろしくお願いいたします。
アルパックニュースレター177号(新年号)・目次
新年の挨拶
ひと・まち・地域
- 三重県の新しいお米「結びの神」が誕生!
/産業・地域経済イノベーショングループ 原田弘之・武藤健司 - エネルギーの「見える化」!豊中市での市民向け省エネ推進社会実験
/環境マネジメントグループ
山﨑衛・中川貴美子・森野真子・畑中直樹 公共マネジメントグループ 石井努 - びわ湖の森を元気するkikitoの取り組み~ニュースレター今号は“森林整備に貢献する紙”で発行
/環境マネジメントグループ 中川貴美子・畑中直樹 - 期間限定サブリースPROJECTによる大和・町家の利活用
/地域再生デザイングループ 岡崎まり・嶋崎雅嘉・中塚一
きんきょう
- 地域に根ざして30年/名古屋事務所 尾関利勝
- 堺高校発、学校から始まるエコな建物の使いこなし/環境マネジメントグループ 畑中直樹・森野真子 建築プランニング・デザイングループ 原田稔
- 震災復興と観光のチカラ/公共マネジメントグループ 高田剛司
- 都市を計画する仕事のこれから/代表取締役会長 杉原五郎
- アイスポットニュース/都市・地域プランニンググループ 絹原一寛







