アルパックニュースレター177号

うまいもの通信
地域で創るご当地バーガー「ねやバーガー」

執筆者;地域再生デザイングループ/羽田拓也

 「ねやバーガー」。今、寝屋川を中心に話題を呼んでいるご当地バーガーです。
 ねやバーガーは、「寝屋川でつくられ、寝屋川にちなみ、寝屋川を元気にする」をテーマとしており、「(1)地産地消をテーマに寝屋川で採れた香り高い新鮮な大葉を練り込んだバンズに、(2)地元契約農家が栽培した新鮮なトマトとたまねぎ、こだわりの特注パティ・そしてベーコンを挟み、(3)味の決め手となる大葉をふんだんに使用した大葉タルタルソースをサンドしたハンバーガー」を言います。(ねやバーガーホームページより)
 ねやバーガーの誕生は、寝屋川市の若手商店主が集まって結成された「ねや川ご当地グルメを創出する会」が、大人から子どもまで誰もが食べ親しんでいるハンバーガーで、地産多消(地産地消)の推進とともに、寝屋川のご当地グルメとして発信し、まちの賑わいを創り出し、寝屋川市を元気にしようという思いから始めた活動がキッカケです。「創出する会」では、「寝屋川」をコンセプトとしたレシピを広く市民に募集し、昨年で2回目となる「ねやバーガーコンテスト」を開催するなど、ねやバーガーは飲食店だけでなく、他業種、地元農家、市民など多くの人たちの寝屋川への愛情が詰まった寝屋川のソウルフードです!
 考案者のお店で食べられる以外は常設の販売店を持たず、販売については、その場で調理ができるようキッチンが設置された「マルシェ号」と呼ばれるワゴン(キッチンカー)で、地域のイベントなどに積極的に乗り出しています。
 京阪寝屋川市駅周辺の飲食店が参加して、2012年10月20日に寝屋川市では初めて開催された「第1回ねや川バル」でも参加店54店舗のうちの1つとしてマルシェ号がお目見えしました。当日は、その場で肉厚のパティが焼かれる音と香りに誘われ、長蛇の列がさっそくでき、好評を博していました。
 寝屋川の元気な商店主自らがつくる、できたての地元の野菜やジューシーなパティが挟まったねやバーガーのおいしさを味わう人々の姿は、まちかどの賑わいを生むだけでなく、飲食店をはじめとする地元の良さをめぐるバルイベントにおけるまちの演出として一役買ってくれました。
 マルシェ号の出番は、ねやバーガーのホームページでも公開されています。ぜひ一度、寝屋川の味として味わってみてはいかがでしょうか。
ねやバーガーホームページ
http://www.neya-burger.com/


寝屋川産の素材を使ったねやバーガー

ねや川バルにも登場した「マルシェ号」

アルパックニュースレター177号(新年号)・目次

2013年1月1日発行

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