アルパックニュースレター177号

アイ・スポットNEWS

執筆者;都市・地域プランニンググループ/絹原一寛

「御堂筋×大阪マルシェほんまもん」を開催しました

 アイ・スポットが入居する淀屋橋odonaで毎週水曜日に開催中の「大阪マルシェほんまもん」。11/21(水)に、そのマルシェをプロデュースする福島征二氏をお招きし、御堂筋や梅田スカイビルでのマルシェの取り組みをお話し頂きました。
 農の生産者と御堂筋のワーカーをつなぐ場として開催されているマルシェ。仕事帰りのワーカーが野菜を買って帰るだけでなく、周辺のレストランから生産者にお声がかかるチャンスもつくるなど、「一石○鳥」にもなるように心がけている、という話が印象的でした。
 また、御堂筋はマルシェにとても向いている場所だそうです。その理由は、ストリートとしての格があること、公開空地というマルシェに適した空間装置があること、ワーカーだけでなく住民もいること、などを挙げておられました。御堂筋の空間に農というソフトが挿入されにぎわいを創る、というのはとても興味深く、活用の可能性を感じた次第です。
 当日は参加者からたくさんの質問が寄せられ、盛り上がったトークイベントでした。

「企業市民のまちづくり」を開催しました

 12/11(火)には、企業市民として中央区のまちづくりに関わる団体「CFK(中央区フィランソロフィー懇談会)」の代表幹事、石黒修氏をお招きしてトークイベントを開催しました。
 富士ゼロックス大阪のCSR活動として、自社の商品(コピー機)を活かして弱視の方に拡大した教科書を提供する「拡大教科書」の取り組みや、福祉の事業所とまちなかをつなぐ「ミディマルシェ」(トレードピア淀屋橋で開催中)、さらにCFKとして取り組まれている「企業市民セミナー」など、多岐にわたる活動をご紹介頂きました。
 石黒さんはとても人情味あふれる方で、どんな人とも「つながり」をつくり、そこから関係を「つむいで」いくことに力を入れておられます。win-winといったニュアンスとは違う、人と人との温かな関係を重視したコーディネートのプレゼンテーションに、会場も和やかな雰囲気に包まれました。

開催した講座内容を随時展示中

 この間に開催した講座の内容については、随時パネル化してアイ・スポットで展示しています。来場の際はご覧ください。

「御堂筋まちづくりトーク#2」を開催します

 1/18(金)には、「御堂筋まちづくりトーク#2」として、開催中の「OSAKA光のルネサンス2012」で御堂筋イルミネーションの照明デザインを担当されている長町志穂さんにお話を頂くイベントを開催します。ぜひご参加ください。
 その他、下記のイベントを企画しています(予定)。ぜひともホームページをチェックしてください。
・御堂筋まちづくりトーク#3
 「御堂筋×近代建築」
・中央区のまちあるきイベント
アイ・スポットNEWS
http://www.arpak.co.jp/i-spot/
※アイ・スポットは、淀屋橋にある大阪市のまちづくり情報発信施設です。アルパックでは大阪市から管理・運営を受託しています。


「御堂筋×大阪マルシェほんまもん」の様子

「企業市民のまちづくり」の様子

アルパックニュースレター177号(新年号)・目次

2013年1月1日発行

新年の挨拶

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まちかど