レターズアルパック201号
スポーツムーブメントと自治体の取組~滋賀県・県下自治体でのスポーツ関連業務の紹介~
平成32年東京オリンピック、パラリンピックの開催が決まり、日本全体で「スポーツ」が熱くなっています。各地の自治体においてもスポーツに関する取組が盛んになりつつあります。
国では、平成22年にスポーツ立国戦略が策定され、翌23年には、50年ぶりにスポーツ振興法が改正され、「スポーツ基本法」が施行されました。基本法には前文があり、「スポーツは世界
共通の人類の文化である」と記され、オリ・パラ開催に相応しい内容になっています。
また、基本法では、各自治体において、スポーツ推進計画の策定を努力義務とし、各地でスポーツ推進計画の策定が相次いでいます。
アルパックでは、滋賀県下の自治体のスポーツ推進計画の策定を支援しており、近年では、平成25年度の米原市でのスポーツ推進計画をはじめ、27年度の大津市、草津市、今年度は彦根市の
計画策定をお手伝いしています。
スポーツ推進計画では、「ライフステージに応じた運動・スポーツができる環境づくり」をはじめ、「みるスポーツ」、「支えるスポーツ」の取組、近年では「健康増進やツーリズム」の視点、
そして、「障害者スポーツ」の視点での取組が盛り込まれることが多くなっています。
また、滋賀県では、平成36年に国民体育大会・全国障害者スポーツ大会の開催が内々定しており、スポーツを取り巻く環境が慌ただしく動いています。
我々も、平成25年度の主会場の選定調査検討業務、平成26年度の県の社会体育施設の管理に関する調査、27年度からは、各競技会場の活用可能性調査に移り、ウェイトリフティング競技会場、
今年度はセーリング競技会場の調査をお手伝いしています。
今のスポーツ熱を一時的なものにしないためにも、スポーツを地域づくりのツールとしてうまく活用し、地域にスポーツが定着していくよう、微力ではありますが、しっかりと調査を支
援したいと思います。そして、私自身も、スポーツを楽しむ生活を実践できればと思っていますが。・・これがなかなか・・
レターズアルパック201号・目次
特集「新しい風」
- 特集「新しい風」/レターズアルパック編集委員会
- 特集「新しい風」/「農」×多様な連携で、地域も自分もワクワクしたい!
- 特集「新しい風」/地域を、同志と変えていく、新しいアプローチに挑戦しています。
- 特集「新しい風」/「サスティナビリティ」への環境マネジメント分野での新たな試み
今、こんな仕事をしています(業務紹介)
- 地域に寄り添って地方創生を考える その19~国土主軸から離れていても人口が増加した自治体/森脇宏
- 大阪市景観計画の見直しが進められています。/坂井信行
- “東大阪ショウテンズ”は、「ウマいもん」で、トライする!/高田剛司
- 大垣駅南口第一種市街地再開発事業暮らしとにぎわいのある「街のみなと」づくり。/木下博貴
- 京町家の「いま」と「これから」京都市内にある京町家の「いま」を調査中。/戸田幸典
- ミナミ御堂筋の空間再編が完成!隈研吾氏講演会を開催!/絹原一寛
- スポーツムーブメントと自治体の取組~滋賀県・県下自治体でのスポーツ関連業務の紹介/石井努
- 九州事務所の業務紹介/山崎裕行
きんきょう&イベントのお知らせ
- 小江戸川越の「喜多院」界隈の魅力まちあるき/依藤光代
- 新しいウツワに、今までと違う気持ちを盛ろう。/(株)バード・デザインハウス 鳥山大樹
- これからの地域づくりセミナー~地域に寄り添う地方創生をめざして~をスタートしました。/畑中直樹
- 第10回 CITEまちづくりシンポジウム~ディスティネーション都市大阪をめざして~訪れたくなる大阪を知る/中塚一・羽田拓也









