レターズアルパック201号
イケフェスで、お建築(たから)発見!!
執筆者;建築プランニング・デザイングループ 増見康平
11月5日、6日の2日間にかけて、「生きた建築ミュージアムフェスティバル大阪2016」(イケフェス)が開催されました。
このイベントは、船場を中心に「生きた建築」が一斉に特別公開されるものであり、今回で3度目の開催です。アルパックが船場に移転して、はや3ヶ月が経ちました。平日はサラリーマンが忙しく歩き、休日はほとんど人がいないまちという印象がありますが、この2日間は、まちを歩く人々の層が多種多様になり、至る所でイケフェスのパンフレットを持つ人が見られ、普段行列なんてできない場所に行列ができるといった、いつもとは全く異なるまちに変貌します。
お建築(たから)の発見は、まちの愛着を育む。
イケフェスで公開されている建物は、面的に広がって位置しているため、建物間の移動を余儀なくされます。まちを歩いている際、思わぬ発見やサプライズと出会うことが私の最大の楽しみです。
公開建物を渡り歩くことで観る目が洗練されるのでしょうか。普段何気なく通っている道の何気なく見ていた建築や風景に興味を抱いたり、面白いなと思ったりと新たな発見があります。このような過程で新しく発見できた建築には、まるでお建築を発見したかのように特段の喜びや感動を感じます。
来年のイケフェスでは、どんなお建築(たから)との出会いがあるのでしょうか。
![]() 組積造のような表情を魅せるRC造 |
![]() 近未来を想像させる外観の住宅 |
レターズアルパック201号・目次
2017年1月1日発行
特集「新しい風」
- 特集「新しい風」/レターズアルパック編集委員会
- 特集「新しい風」/「農」×多様な連携で、地域も自分もワクワクしたい!
- 特集「新しい風」/地域を、同志と変えていく、新しいアプローチに挑戦しています。
- 特集「新しい風」/「サスティナビリティ」への環境マネジメント分野での新たな試み
今、こんな仕事をしています(業務紹介)
- 地域に寄り添って地方創生を考える その19~国土主軸から離れていても人口が増加した自治体/森脇宏
- 大阪市景観計画の見直しが進められています。/坂井信行
- “東大阪ショウテンズ”は、「ウマいもん」で、トライする!/高田剛司
- 大垣駅南口第一種市街地再開発事業暮らしとにぎわいのある「街のみなと」づくり。/木下博貴
- 京町家の「いま」と「これから」京都市内にある京町家の「いま」を調査中。/戸田幸典
- ミナミ御堂筋の空間再編が完成!隈研吾氏講演会を開催!/絹原一寛
- スポーツムーブメントと自治体の取組~滋賀県・県下自治体でのスポーツ関連業務の紹介/石井努
- 九州事務所の業務紹介/山崎裕行
きんきょう&イベントのお知らせ
- 小江戸川越の「喜多院」界隈の魅力まちあるき/依藤光代
- 新しいウツワに、今までと違う気持ちを盛ろう。/(株)バード・デザインハウス 鳥山大樹
- これからの地域づくりセミナー~地域に寄り添う地方創生をめざして~をスタートしました。/畑中直樹
- 第10回 CITEまちづくりシンポジウム~ディスティネーション都市大阪をめざして~訪れたくなる大阪を知る/中塚一・羽田拓也









