レターズアルパック206号
特集「スポーツ」
自然を体感できる自転車の魅力
執筆者;サスティナビリティマネジメントグループ/伊藤栄俊
私は、大学時代にサイクリング部に所属しており、今でも趣味で自転車に乗っています。
京都にいたころは、ロードレーサーで標高約760メートルの花脊峠によく上っていました。東京に来てからは、近くにいい峠がないので、ツーリング用の自転車で土日や連休に輪行(自転車をばらして専用の袋に入れ、電車に乗せて移動)して、東北や北関東の方に走りに出かけています。
自転車の魅力は、じかに自然を感じられることと達成感です。先日は、八甲田山と十和田湖の方へツーリングに行ってきました。八甲田山も十和田湖も紅葉真っ盛りでとてもきれいでした。さらに、十和田湖の湖面が雲海に覆われており、言葉にできない美しさでした。そして、その美しい風景は、坂を上り峠を越えた先にあります。美しい風景やきつい上り坂、快適な下り坂、吹き付ける風、自転車は全身で自然を感じられます。

雲海の十和田湖
この時のツーリングでは、走行距離が約180キロメートル、獲得標高約4000メートルと楽な工程ではありませんでしたが、だからこそ走り切った後の達成感は大きなものでした。
ここまでは、ツーリングの話でしたが、学生時代にはレースもやっており、一昨年には大台ケ原ヒルクライムにも出場しました。最近はレースに出る機会はありませんでしたが、来年は、大台ケ原ヒルクライムに出場したいと思っています。
さて、京都に戻ったらまずは花脊峠に登りに行こうか。

十和田湖畔を走行中
レターズアルパック206号・目次
2017年11月発行
特集「スポーツ」
- 特集「スポーツ」/レターズアルパック編集委員会
- 自治体によるスポーツ施策と働き盛り世代のスポーツ事情/石井努
- 地域に愛される王道のチームスポーツ「バレーボール」/竹内和巳
- ヒルクライム大台ケ原since2001~その日、村は自転車一色となった~/原田稔
- 自然を体感できる自転車の魅力/伊藤栄俊
- しま山登山のススメ~絶海の孤島「青ヶ島」を訪ねて~/中村孝子
今、こんな仕事をしています(業務紹介)
- 「文化芸術立国」に向けた西日本の取組/江藤慎介
- 空き家をまちづくりの資源・きっかけに~マルチステークホルダーで対応していく空き家対策~/戸田幸典
- 住宅地の外構にみられる景観資源を調査しています/水谷省三
- 加西市に来たれ外国人観光客~地方都市におけるインバウンド観光の可能性を探る~/片山麻衣
- 「景観読本」ができました/中井翔太
- 地元の企業や産品を見て、知って、自慢しよう/高田剛司
- 「兵庫県林業会館」をCLTで建て替える/三浦健史
きんきょう&イベントのお知らせ
- これまでの50 年への感謝とこれからの50 年に向けた決意「アルパック創立50 周年記念フォーラム」を開催しました/創立50 周年記念フォーラム実行委員長 中塚一
- 地域に寄り添って地方創生を考える(番外編)/森脇宏
- 「イノベーション・キュレーター塾」を卒塾しました/江藤慎介
- チャレンジャー求ム-村ではたらく・つくりだす座談会&体感合宿プログラム-を開催しています/中川貴美子







