レターズアルパック206号
地元の企業や産品を見て、知って、自慢しよう
執筆者;地域産業イノベーショングループ/高田剛司
埼玉県川口市のSKIPシティで、「川口市産品フェア」が10月27日(金)~29日(日)の3日間開催されました。
最終日は台風22号の接近による大雨で、あいにくの天気になってしまいましたが、それでも大勢の市民が訪れ、特に就学前児童から小学生ぐらいまでの子ども連れが多かったのが印象的でした。
当日、ものづくり企業のブース会場を廻ってみると、いわゆるインスタ映えのする展示に出会いました。カラフルにデザインされたマンホールの蓋を展示している鋳物企業の紹介ブースです。出展企業の方にお話をうかがうと、鋳物のまち・川口を発祥の地として、現在も本社があり、工場は県北部とのこと。全国各地のマンホールの蓋を製造し、この会社と中国地方のもう1社で国内シェアの多くを占めているということでした。
川口といえば、吉永小百合が主演の映画「キューポラのある街」の舞台として一躍有名になりましたが、それも半世紀以上前の話。現代において、ものづくりの楽しさやワクワク感を伝えるには、今回のような産業フェアを通じて、見て・知って・身近に感じ、さらにはSNSで発信したくなる仕掛けがとても大事であると思った一日でした。
※今年度、アルパックでは川口市産業振興指針策定のお手伝いをしています。

色とりどりのマンホールの蓋
レターズアルパック206号・目次
2017年11月発行
特集「スポーツ」
- 特集「スポーツ」/レターズアルパック編集委員会
- 自治体によるスポーツ施策と働き盛り世代のスポーツ事情/石井努
- 地域に愛される王道のチームスポーツ「バレーボール」/竹内和巳
- ヒルクライム大台ケ原since2001~その日、村は自転車一色となった~/原田稔
- 自然を体感できる自転車の魅力/伊藤栄俊
- しま山登山のススメ~絶海の孤島「青ヶ島」を訪ねて~/中村孝子
今、こんな仕事をしています(業務紹介)
- 「文化芸術立国」に向けた西日本の取組/江藤慎介
- 空き家をまちづくりの資源・きっかけに~マルチステークホルダーで対応していく空き家対策~/戸田幸典
- 住宅地の外構にみられる景観資源を調査しています/水谷省三
- 加西市に来たれ外国人観光客~地方都市におけるインバウンド観光の可能性を探る~/片山麻衣
- 「景観読本」ができました/中井翔太
- 地元の企業や産品を見て、知って、自慢しよう/高田剛司
- 「兵庫県林業会館」をCLTで建て替える/三浦健史
きんきょう&イベントのお知らせ
- これまでの50 年への感謝とこれからの50 年に向けた決意「アルパック創立50 周年記念フォーラム」を開催しました/創立50 周年記念フォーラム実行委員長 中塚一
- 地域に寄り添って地方創生を考える(番外編)/森脇宏
- 「イノベーション・キュレーター塾」を卒塾しました/江藤慎介
- チャレンジャー求ム-村ではたらく・つくりだす座談会&体感合宿プログラム-を開催しています/中川貴美子









