レターズアルパック206号
傘の花が咲き、虹の橋がかかった桂ヴィレッジフェス
今年の秋は、週末ごとに台風が来るなど天候に恵まれず、全国的に様々なイベントが順延になったり中止を余儀なくされたりしました。
そのような中、雨天対応に苦慮しながらも開催されたイベントも多くありました。
阪急桂駅(京都市西京区)近くにある西山別院で開催された「桂ヴィレッジフェス」もその一つ。私も実行委員の一人としてかかわっているイベントです。
秋晴れの青空のもと「ステージエリア」の音楽を楽しみながら、地域の魅力的なお店の出店による「カフェエリア」「ワークショップエリア」などが軒を連ねる予定でしたが、日本列島に迫ってくる台風の影響で朝から雨模様の一日となったため、あらかじめ準備していた雨仕様のレイアウトとなりました。
銀杏の木の下で繰り広げられる予定だったステージは、西山別院の本堂で行われ、厳かな雰囲気の中でクラシックやジャズが演奏されました。
桂駅周辺の魅力的な飲食店を集めたカフェエリアは雨の中予定通り出店し、お客様は西山別院の研修施設内で美味しい食事を楽しみました。同じ室内には、「一箱古本市」も移動してきており、雨仕様のレイアウトならではのブックカフェとなりました。
雨で水たまりだらけになった境内に目を向けると色とりどりの傘の花が咲き乱れ、本堂の軒下では、雨音をバックにくつろぐ人たちの姿が見られました。
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イベントは晴れれば8割成功などといわれるにもかかわらず、実行委員会のリーダーは「恵みの雨」と話していたのがステキです。
そして、フェスの終了時間に合わせて、一瞬雨が上がり晴れ間がのぞいたかと思うと、東の空に大きな虹の橋がかかるというドラマティックな演出に、来訪者も実行委員にも笑顔が広がりました。雨のイベントもなかなかに楽しめるものです。
https://www.facebook.com/katsura.village/
レターズアルパック206号・目次
特集「スポーツ」
- 特集「スポーツ」/レターズアルパック編集委員会
- 自治体によるスポーツ施策と働き盛り世代のスポーツ事情/石井努
- 地域に愛される王道のチームスポーツ「バレーボール」/竹内和巳
- ヒルクライム大台ケ原since2001~その日、村は自転車一色となった~/原田稔
- 自然を体感できる自転車の魅力/伊藤栄俊
- しま山登山のススメ~絶海の孤島「青ヶ島」を訪ねて~/中村孝子
今、こんな仕事をしています(業務紹介)
- 「文化芸術立国」に向けた西日本の取組/江藤慎介
- 空き家をまちづくりの資源・きっかけに~マルチステークホルダーで対応していく空き家対策~/戸田幸典
- 住宅地の外構にみられる景観資源を調査しています/水谷省三
- 加西市に来たれ外国人観光客~地方都市におけるインバウンド観光の可能性を探る~/片山麻衣
- 「景観読本」ができました/中井翔太
- 地元の企業や産品を見て、知って、自慢しよう/高田剛司
- 「兵庫県林業会館」をCLTで建て替える/三浦健史
きんきょう&イベントのお知らせ
- これまでの50 年への感謝とこれからの50 年に向けた決意「アルパック創立50 周年記念フォーラム」を開催しました/創立50 周年記念フォーラム実行委員長 中塚一
- 地域に寄り添って地方創生を考える(番外編)/森脇宏
- 「イノベーション・キュレーター塾」を卒塾しました/江藤慎介
- チャレンジャー求ム-村ではたらく・つくりだす座談会&体感合宿プログラム-を開催しています/中川貴美子










